2013/12/17 火
セミナー後記(志望校のその先)
先日、セミナー『志望校のその先』を開催しました。高2生対象に、職業や就職のこと、大学・学部と職業の関連性、今勉強していることが将来役に立つのか、など90分間に凝縮して取り上げました。
職業選択については、できるだけ綺麗事ではなく、現実的なことを伝えようとしたのですが、ある程度理解してもらえたかなと思います。
また、国家試験間近の医学部6年生や文部科学省内定の教育学部生に貴重な話をしてもらい、参加者(高2生)は、リアルタイムなこととして興味をもって聞いてくれていたように思います。
以前、慶應経済学部の小論文でも扱われた「教養教育」と「職業教育」についても話をしました。どちらがよいかという話ではなく、自分が将来どの方向性でいくのかによって、学部選びを含めて、その選択が変わってくるのだと思います。ただ、就職や職業一辺倒の教育だけでは、自立した“市民”は育ちにくいと個人的には考えています。「大学で学んだこと」より「中高生時に学んだこと」の方がかえって社会で役に立っているというアンケート結果も、その一つの表れかなと。
いずれにしても、学校や受験勉強を通じて学んだことは将来無駄にならない。むしろ役に立つということを少しでも予感してもらえれば嬉しいです。
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