2009/12/26 土
多様性について
先日、英語の過去問(東京理科大‘09)を読んでいたら、「生物や農作物の多様性」について述べてある文献がありました。“diversity=多様性”と“uniformity=均一性”という二つのキーワードの対立構造で読み易い英文だったのですが、その中に以下のようなセンテンスがありました。
Thus diversity ― be it social, cultural, or genetic ― means security.
「このように多様性は、社会的、文化的、あるいは遺伝的であろうが、それは安全を意味する。」
確かにそうだなと。
現代評論では当たり前の論調ですが、あらためて“多様性”の有意義さを考えました。
少々話は逸れますが、iDeal も、目指すところは“均一化”ではなく“多様化”です。指導方法はもちろん、色んな趣向や価値観をもった生徒あるいはスタッフが空間を共有することで生まれる相互作用・相乗効果を“場”として提供することが、開校当初における一つのコンセプトでもありました。
まだまだ理想には及びませんが、来年2010年もそれに向けて邁進したいと思います。
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