大学受験コーチングノート

2009/12/24 木

センター英語筆記 直前準備

センター試験英語筆記について、その直前対策と注意事項を書きたいと思います。

<時間配分で決まる>
センター英語の秘訣を一言で言うなれば、これです。前半の「大問1=発音・アクセント他」や「大問2=文法・語彙/対話/語句整序」をどれだけ時間のロスなく乗り切れるかが、後半の得点率にも影響してきます。

また、「大問3=意味類推・意見要約・文空所補充・(文章整序)」についても、あまり時間をかけず迅速に解くこと。*ただし、単問の配点は低くないので注意。

大問4・大問5までの、いわゆる「色々な読解」については、グラフや広告、イラストなどについて、“早とちり”しない冷静さをもって、そして最終「大問6長文読解」に時間のゆとりをもって入れば、ある程度安定した結果が見込めると思います。

尚、大問4~6については、本文だけを先に読むよりは、各設問文や、グラフの項目、イラストの雰囲気等を確認した上で(あるいは並行しながら)、本文の読解にあたる方が、時間短縮に繋がります。また、選択肢中の細かい表現を見落とさないように細心の注意を払うこと。

*解く順番を入れ替える場合は特にマークミスに注意すること。

<直前の対策>
1、試験時間通り80分間で過去問や予想問題を解く
2、発音・アクセントや文法語法・イディオム、さらには会話表現など、知識の確認
3、問題形式別演習。個人の得手不得手にもよりますが、特に大問2・3。読解が不安定な人は4・5・6あたりもしっかりと。

ちなみに“新傾向”については、予想問題集あるいは私大過去問等で類似したものを探すとあります。

<最後に>
実際、センター試験本番では、問題の出題形式・内容が多少変わる場合もあります。大問構成自体は変わらないと思いますが、それぞれの中身が多少変更されること、それはそれで想定内としましょう。そしてその場合でも、「条件は皆同じ」という気持ちで焦らずに対処すること、その気構えも肝心です。

大学受験コーチングノート一覧

大学受験コーチングノートの最新記事