2010/05/17 月

残り8カ月のストラテジー

5月も半ば過ぎ、大学センター試験まで8カ月(35週間)を切りました。やっと部活が終わったので本腰を入れて受験勉強、という方もいらっしゃるでしょう。

それでこの時期、受験生が考えるべきことをいくつか記しておきたいと思います。

1、タイムラインで考える
これから先のスケジュールを逆算で考えるということを言いたいわけですが、この先、ひとつ目安になるのが“夏休み”です。夏休み中はたっぷり時間がありますから、一通りの科目について勉強することも可能なはずです。しかし、逆に夏休みが終わると、今度は過去問など実践的な学習に時間を割くことになります。その前のワンクッションとして5-6月があると考えるとよいでしょう。つまり夏休みに入るまでの学習をこのタイミングで一旦考えておくことが必要です。あわせて模試のスケジュールも確認しておきましょう。

2、復習&基礎固め
この時期は基礎固めに適した時期です。問題集や教科書を使って、これまでに習ってきたことをざっと復習するのもいいでしょう。なんとなく勉強してきたことを一旦確認・整理してから、さらに次へのステップにつなげるという段取りも重要です。

3、注力する科目を考える
例えば、1)勉強が遅れている(あるいは終わっていない)科目、2)苦手な科目、3)伸びしろがある科目等々、自分にとっての優先順位を見定める必要があります。一般論で言うと、主要教科に不安がある人は、今のうちになんとかしておくこと。主要教科は概して時間がかかります。一方、理社は夏休みに頑張る人が多いですが、もちろん早いに越したことはありません。余裕がある人は、理社について少し多めに時間を割くとアドバンテージになるでしょう。・・・(もちろん、自分の得意科目と不得意科目はだいたいわかっていますよね?!)

4、志望校を決める
最後になりましたが、これこそ受験生にとって今重要なこと。迷っている人はそろそろギリギリのタイミングかもしれません。志望校が決まってなかったり、ぶれたりしてしまうと、当然効率は上がらないので、もしまだの人は仮でもいいです。また成績が足りなくてもいいと思います。とにかく志望校を決めてしまいましょう!!

あと補足として、科目によって学校の進度が遅い、特に数学や理科・地歴の場合、例えば、最悪9月くらいで終わる予定であればまだいいですが、11月くらいでやっと終わる、という場合、自分ででも塾等ででもいいですが、先取り学習をお勧めします。

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