2020/12/17 木

世界史　共通テスト直前アドバイス

＜分析＞

これまで大問４題だったのが試行調査では大問６題となりました。合計設問数はほぼ変わりませんが、リード文や資料の多さから解くのに要する時間が増えそうです。また単なる正誤問題が大幅に減り、単答や空欄の組み合わせの問題が増えそうです。全体的に、地図や図・写真、さらにはグラフなどの資料が大幅に組み込まれてきそうです。特に地図を絡めた問題に要注意。

＜対策＞

基本的には従来のセンター試験対策を土台としつつ、特に地図資料や位置関係の確認、年表や時代順の確認などを入念にしておくとよいでしょう。またグラフなどの資料から、事象の推移や因果関係を読み取らせるような問題も出題されそうですので、単なる暗記だけでなく、論理的な学習アプローチも意識しながら取り組みたいところです。さらには引き続き、文化史や社会経済史などの時代縦断的なテーマ、あるいは地域横断的なつながりを意識した学習アプローチも忘れずに。