大学受験コーチングノート

2020/12/15 火

日本史 共通テスト直前アドバイス

日本史 共通テスト直前アドバイス

<分析>

大問構成はセンター試験と変わらなそうです。第1問がテーマ史、第2問が原始・古代、第3問が中世、第4問が近世、第5・6問が近現代史という前提でよいと思います。ただし、試行調査では、問題文が長くなるのに加えて、資料の中にグラフが多く見られます。グラフから情報を読み取り、時代の流れと照合して答えることが要求されているようです。また史料もマイナーな初見のものが多く出されています。単に「知っている・知らない」ではなく、知らないことを前提に推測し、いかに自分の知識と結び付けていけるかが鍵となりそうです。

 

<対策>

これまで通り、通史に加えて文化史やテーマ史などをしっかりと押さえておくこと。それから図や写真もこれまで以上に多用される可能性が高いです。史料やグラフについては、初見を前提に推測・考察して答える訓練が必要ですので、史料問題集や予想問題などで練習をしておきましょう。また地図や地名に関わる問題、年号や年代整序に関わる問題も引き続き対策が必要です。これまでに比べると解く時間もかかりそうです。念のため時間を測って予想問題を解いておいた方が安心でしょう。

 

 

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