ノートの使い方
ノートの使い方はいろいろですが、共通するポイント&セオリーを紹介します。
<用途でわける>
授業記録用、まとめ用、演習用、間違い(orポイント)記録用、など目的・用途別にわけることが望ましい。
<左右でわける>見開きの左右で用途をわけることもポイント。たとえば、<左頁>は予習用、<右頁>は解説用、というように。国語の場合は、<上頁>と<下頁>にわけて使うべし。もちろん各頁をさらにわけて用途分けしてもいい。縦にわける場合は、線を引くまでもなく、折り目でも分けられる。
<余白を残しておく>凡そ、優れたノートには余白がある。たとえば大学ノートの“行”をすべて使い切ろうとすると、あとで訂正を書き込めないし、そもそも後で見返しにくい。実は“ムダに使う”という発想こそが、有効なノート使いの鉄則。改行・改頁もまめに。
<矢印・記号・色使い>矢印などを関連項目の目印として書きこむことでより見やすく、理解もしやすく(=覚えやすく)なる。記号や色使いも自分なりにルールを決めて効果的に使う。そうすることで何倍も価値のあるノートになるはず。
<集約ノート>たとえば、歴史のまとめノートなどを作る場合、史料や図表・絵写真なども貼っておくと“集約ノート”として機能する。「これにすべて書いてある」という状態にしておくと、暗記用として“最高”のノートになるだろう。
<数学の例>計算問題は基本的に縦に展開するもの。だから左右に余白が出来易い。特に中学代数分野は、左右の各頁を二等分にして、左側に自分の解答、右側に解説やポイント、さらには解き直しに使うと“ムダ”なく使える。 また数学では、自分が間違えた問題などを集約した“間違いノート”をつくることもあり。
<英語の例> Readerの場合、通常、左側に英文を書いて、右側に和訳を書くが、その際、訂正やポイントを書き込めるように必ず行間を開けておくこと。またテクストをコピーして貼り付ける場合など、下側にスペースが余るので、そこを“新出単語”や“重要構文・イディオム”用に使うとよい。