大学受験コーチングノート

2010/10/23 土

覚える効果を上げるために

この時期、受験生は理科・社会や英単語・熟語などの暗記に追われている人もいると思いますが、そのアドバイスを少し。
1、集中するために
暗記の効果とは、実は集中力によります。ただ人間の集中力は長続きしないもの。ということは、暗記作業ばかりを長時間続けない方がよいかもしれません。断続的に演習や読解作業などを挟むとよいです。もちろん休憩を挟むでもよいでしょう。
2、5感を総動員する
暗記は頭でするものかもしれません。しかし、視覚だけなく、たとえば手を動かす(=書きなぐる)こと、声に出す(=つぶやく)こと、聴くこと、まとめること等々、同時に2-3種類の“動き”を組み合わせる。特に手を動かすことは、上記の集中力向上にも寄与します。
3、一気にやる
ここで言いたいことは、“ちんたらやらない”ということ。短時間でも長時間でもいいのですが、できるだけ進めるスピードを上げた方が、当然範囲も進むし、集中力も上がるものです。
4、覚えたかどうかの確認
確認テストができるのであればテストを。あるいは問題演習で出来を確認する。その時間さえないのであれば、一通り終わった直後にやった範囲をトレース(=辿る)したり、寝る前や朝起きてすぐにざっと思い出してみると“思い出し効果”によって定着度が上がります。

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