2013/07/09 火
英文和訳のブラッシュアップ
英文和訳という作業は、文法や構文の解析をしながら単語の意味を当てはめることとも言えますが、和訳のスキルをより磨きあげるために、その手順や注意点を含めてまとめておきます。
1、構文や文法をもとに文構造を把握する
2、文脈をふまえながら適切な単語を選ぶ
3、文法的に正確かつこなれた日本語にする
1については英文法や構文の知識を引き出し当てはめることとあわせて単語の品詞理解が基盤となります。英文和訳の学習として最低限必要な部分です。
2では、読解力、そして多義語として英単語をとらえられる“語彙力”を必要とします。前者の克服法としては、文脈を意識したり、あるいはそれらのメモ書きをしてあらすじをまとめる方法があります。後者については辞書をまめに丁寧に活用すること。尚、前者には代名詞の内容確認などを含みます。
3は、単純に国語表現力の問題です。一旦できあがった自分の日本語訳をさらに適切なものに言い換えができるかどうかを考える習慣が必要です。
補足として、出題者が測りたいポイントをしっかり訳出すること。たとえば、強調構文で強調すべき箇所をそのように訳出しているかどうか。「結局、同じ意味でしょ!」という開き直りではなく、“わかっているアピール”を心がけた方が得点UPが見込めます。あと単語の訳落とし(訳抜け)にも注意。
以上の手順をぜひ参考にしてください。
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