大学受験コーチングノート

2012/12/11 火

応用のための前置詞

英文法ではマイナー単元(品詞)の前置詞。役割として「名詞を導いて副詞句を形成する」ということがわかっていれば、あとはそれぞれの基本的な意味および語法・イディオムを覚えるだけ。

しかし、そこに落とし穴があります。

そもそも、in, of, by, on などは前置詞だけで20種程度の意味があります。それらを覚えて、かつ語法を細かく覚えてというのは至難の業。またそれぞれの意味は他の品詞と同様、いくつかの日本語によってで成り立っています。

語法や用例で覚えてしまうのも“手”ですが、たとえば本文や選択肢に知らないイディオムとして出てきた場合に対応できないこともあります。

実は前置詞ほど、その語のもつニュアンスを捉えることが肝要です。

例:on …接触,影響・攻撃の対象,依存,瞬間,活動状態

上記のように、いくつかに分類され得る意味やニュアンスを覚えてしまえば、、たくさんある意味をすべて覚える必要もなく、先述の知らないイディオムにも対応しやすいですし、前置詞を入れるタイプの空所補充問題でも苦労することはないでしょう。

前置詞をニュアンスやイメージでとらえること。それができれば応用が利きます。イディオムも覚えやすくなります。

すなわち、そこが差のつくポイント。

*お勧めの参考書『システム英熟語』(駿台文庫)

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