大学受験コーチングノート

2015/05/18 月

国語って必要?

「国語は勉強しても無理でしょ?」とか、「日本語を使って日常会話ができていればいいでしょ?」と思っている人がたくさんいると思います。しかし、国語が苦手だったり、国語を疎かにしたまま大学へ進学(あるいは就職)してしまったら、文系・理系や学部を問わず、あとあと厄介なことになりかねません。

1)文章や言葉の意味がしょっちゅうわからない。
例)ニュース・学術書・契約書・仕事上のメールなど
→仕事でも個人的な生活や趣味でも停滞しやすくなる。

2)内容によっては会話についていけない。
→友人同士でも高度な会話に交ぜてもらえなくなる。

3)ちゃんとした文章が書けない。
→内容がよくても読んでもらえない。
→文章を書く試験(例:就職試験)などで不利になる。

4)思考や推理をしなくなる(できなくなる)。

やはり、最低限の国語力がないと大学進学後、さらには社会に出てから困ることが多いと思いますが、いかがでしょうか。たとえば、理系に属する看護学部の入試でよく現代文が課されているというのは、そういうことを踏まえてのことだと思います。

個人的には、“国語力=学力の核”であると同時に、“人格のひとつ”といっても過言ではないと思います。単なる“科目”のレベルではないですよね。国語を勉強するチャンスを無駄にしないで欲しいと思います。あるいは仮に国語が受験でいらなくても、大学に入ったら、たくさん文章を読んで書いて、そして人と対話をしながらでも国語力を鍛えて欲しいと思います。

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追記
2015年度第1回の漢検が6/21実施だそうです。
朝日新聞・ベネッセ共催の語彙・読解力検定も同じ日実施ですね。

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