青山学院大学2021入試変更点概要
青山学院大学も2021年度より大幅に入試制度を改革します。一般選抜が「個別学部日程」と「全学部日程」というわけ方は変わりませんが、「個別学部日程」の大半の学部・入試方式(A~D方式など)で大学入試共通テストが導入されます。
1)一般選抜/個別学部日程(2/9~19の午前と午後)
学部別の入試日程で、それぞれ入試方式が主に1~2種類ずつ(社会情報学部のみA~Dの4種類)で構成されています。
おおよそ、共通テストを2~4科目受験し、独自問題を1種類課す場合が多いです。
例1)教育人間科学部教育学科 定員約20名
共通テスト(外国語100点+国語100点)+独自問題(小論文100点)
例2)経営学部経営学科A方式 定員約160名
共通テスト(外国語50点+国語100点+地歴公民・数学100点)+独自問題(英語長文を中心とした記述問題150点)
一方で共通テストを課さない学部・入試方式(文学部英米文学科、経済学部全学科、理工学部A方式)もあります。
さらに総合文化政策学部のA方式や国際政経学部の国際政治学科および国際コミュ学科のB方式では共通テスト外国語の代わりに英検を出願資格とします。
2)一般選抜/全学部日程(2/7)
従来通り全学部共通で独自試験(各学部指定の3科目)を実施。
*学部間の併願不可(一部学部内併願は可)
ただし、個別日程に比べて定員が少なく、例外として多いところ(比較的多いを含む)は、教育人間科学部、法学部、総合文化政策学部、地球社会共生学部、コミュニティ人間科学部など。
3)大学入試共通テスト利用
従来通りの共通テスト単独利用方式で3教科型が中心。国際政経学部などで一部4教科型もあり。
全体的には学部ごとの独自色が強くなっているということと共通テストの積極的な利用がうかがえます。受ける側からすると、全学部日程では英語を含めて独自試験となり対策もしやすいと思いますが、個別日程を重視する場合は共通テスト対策を十分に行う必要があります。また学部独自の試験についても対策が必要です。
*共通テスト英語についてはすべての入試方式でR:L=1:1