東京理科大学2021入試変更点概要
東京理科大の2021年度入試変更点について。まずは新設学部・学科について確認しておきます。
まず「基礎工学部」が「先進工学部」に名称変更し、さらに一年次の北海道長万部キャンパスをやめ、4年間東京葛飾キャンパスとなります。学科としては「電子応用工学部」→「電子システム工学科」、「材料工学科」→「マテリアル創成工学科」、「生物工学科」→「生命システム工学科」にそれぞれ名称変更。ちなみに2023年度には「物理工学科」と「機能デザイン工学科」が新設される予定です。いずれにしても昨年度までに比べて人気が上がることは間違いなさそうです。
また「経営学部」に「国際デザイン経営学科」を新設し、既存の「経営学科」「ビジネスエコノミクス学科」の定員(特に前者)が減ります。
もともと「理学部」「工学部」と「理工学部」(野田キャンパス)の難易度を含めたバランスに特徴がありますが、そこに「先進工学部」が加わることでどのような感じになるのか。ここ最近、理科大全体の人気や難易度が上がってきている中で要注目です。*他に「薬学部」「理学部第二部」もあり。
さて入試制度(一般選抜)についてはほぼ従来通りです。
A方式・・・大学入学共通テスト単独利用型 *昼間学科から1学科のみの出願制限あり *国語(古漢含む)必須
B方式・・・学部別の独自試験
*薬学部は数3必須
*経営学部は英語と数学1A2Bに加えて「国語」か「数学(~3)」の選択
C方式・・・全学部共通日程(2/18)で、共通テスト(英語+国語)および独自試験(数学+理科(一部の学科は数学のみ可))の合計で判定 *2学科まで出願可
グローバル方式・・・英検スコアを出願資格とし、さらにそのスコア(換算得点)を上記C方式の独自試験(数学+理科)に加算 *2学科まで出願可 *C方式との併願不可