2011/12/28 水

具体・抽象の識別力

現代文や英語、あるいは数学でもよく目にするこのテーマ。文章中には、具体例があり、また主張・結論・まとめ(=抽象部分)があるもの。また数学では帰納法やその他の証明問題、さらに言えば関数なども<具体=抽象>の変換作業を含んでいると言えます。

話は変わりますが、学習能力として最も重要なひとつとして“一般化”する能力が挙げられます。これは“抽象化”とも言えます。この作業を自然にできている人とそうでない人では学習効率、さらに教科・単元の出来も異なってきます。

まず、“具体”“抽象”の区別をつける意識が重要で、たとえば現代文の文章を読むときに、“抽象”の箇所に線を引く、さらには教科にかかわらず、個別の事象の中から法則を抽出しようとする、こういったことを実践することで、本質的かつ必要不可欠な学習能力・技術が身についてくるのではないでしょうか。

大学受験を念頭におけばこの能力をそれ以前(できれば小中学生時)に身につけておくべきだと思います。

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