2013/09/21 土

全学部統一入試の使い方

2014年度の全学部統一入試について。

今年は法政大学のT日程入試が複数学部出願可となり、同日(2/5)実施の明治大学の全学部入試(以前から複数学部出願可)に揃えてきたかたちです。これで出願者にとってリスクヘッジ(危険回避)がしやすくなるという観点で法政T日程が出願しやすくなると思います。

また日本大学があらたにN方式として2/1に全学部統一入試を実施します。MARCHを第一志望にしている人にとっての併願先として利便性が出るかもしれません。ただし、医学部や生物資源科学部(獣医など含む)、文理学部、芸術学部、商学部などを除くので要注意。

また、全学部統一入試のメリットの一つは地方会場受験の実施です。たとえば、東京の大学を地方会場で受験できますし、東京にいながらに地方の大学を受けることもできます。首都圏の大学に固執しない人は関関同立あたりを候補に入れるのもありですね。

以上のように、受験生の選択肢を広げてくれる“全学部統一入試”ですが、ただ闇雲に受験したり、複数学部に出願したりすればよいというわけではないので、過去のデータなどをかんがみながら選択・判断をしてもらえればと思います。*最近は「全学部入試=難しい」というイメージが定着してきましたが、学部学科によってや単願か複願かによっても異なりますし、使い方によってメリットはあると思います。

主な私大全学部統一入試について『2014私大全学部統一入試』として表組み(PDF)でまとめたので、リンクを貼っておきます。

また、3年前になりますが、当ブログの記事(↓)についてもご参照ください。

MARCH 統一入試と一般個別入試の比較(2010.10.29)

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