2021年度中央大学入試結果
中央大学の2021年度の入試結果について。
中央大学は入試制度について大きな変更はありませんでしが、昨年対比でみると、
統一入試(文系6学部)・・・志願者21%減、倍率5.8倍→4.5倍
一般入試(8学部)・・・志願者3%減、倍率4.7倍→3.6倍
英検利用入試(4学部)・・・志願者10%減、倍率7.9倍→3.9倍
共通テスト併用(7学部)・・・志願者17%減、倍率5.9倍→4.4倍
共通テスト単独(8学部)・・・志願者11%減、倍率4.2倍→3.7倍
となりました。とりあえず英検利用入試は合格者が倍増のため倍率が大幅に下がっています。
一般入試を学部別に見ていくと、特に
総合政策学部が倍率12.0倍→3.9倍
国際経営学部が倍率6.7倍→4.1倍
国際情報学部が倍率8.1倍→5.2倍
となり、国際経営学部と国際情報学部はまだ3年目ということで初年度の人気から徐々に落ち着いてきている段階とも言えます。総合政策学部は“国際系”の人気低下の傾向なのか大幅減でした。いずれも科目数が2科目で受けられる割に人気薄です。
それから本年からの新設学科について、
理工学部ビジネスデータサイエンス学科は倍率3.5倍、文学部学びのパスポートプログラム(コース)は4.5倍でした。
ちなみに中央大学は一般入試で2出願目から大幅割引を導入しているため学内併願をしやすいのが特徴です。
また中央大学は一般入試(統一含む)の合格最低点も公表しているので、受験予定者は要確認です。
統一入試で見てみると、
最高が、法学部法律学科3教科型66%、2位が法学部国際企業関係法学科3教科型と国際経営学部同学科3教科型の65%でした。
尚、中央大学の旗艦学部である法学部は、2023年度から多摩キャンパスより都心(文京区)の茗荷谷キャンパスに移転が決まっています。