2015年度私大新設学部&入試方式(続き)
5月7日の当ブログにて2015年度私大入試変更点について書きましたが、あらためて追加情報を含めて記しておきます。
1.成城大学全学部統一入試(=S方式)(2月2日試験)
成城大学もやっとという印象ですが、一番のポイントはマーク式試験だということ。成城は伝統的に記述の多い入試問題でしたが、記述が得意でない人でもS方式なら狙いやすいという人も少なくないでしょう。また学部によって配点が異なるので要チェック。尚、他学部との併願可能。
2.青山学院大学地球社会共生学部(新設)
相模原キャンパスにできる新設学部。名称から理系っぽさもうかがえますが、どちらかというと文系学部のようです。受験科目は全学部と一般個別A方式は英語・国語(現代文のみ)・社会or数学(~2B)*社会のうちの地理と政治経済については入試方式によって選択可・不可があり
3.順天堂大学国際教養学部(新設)
順天堂大学で初の文系学部です。名称は最近の流行りという印象ですが、ポイントは医療や健康についても学び、その方面への就職などが期待される点でしょうか。今後どのように展開していくのか楽しみです。
その他にも、玉川大学工学部エンジニアリングデザイン学科や日本大学生物資源学部くらしの生物学科などが新設されます。また全国的に看護学部の新設が目立ちます。
入試方式としては上智大学のTEAP利用入試が話題ですが、国際基督教大学(ICU)の入試では、従来の適性試験(「リベラルアーツ学習適性」)に代わり、「総合教養」として講義をその場で聴き、それに関する論述を書かせる方式に変更になります。
以下、5/7掲載内容です。
<学部学科新設>
青山学院大学地球社会共生学部(設置構想中)
http://www.aoyama.ac.jp/info/news/2014/01604/
玉川大学工学部エンジニアリングデザイン学科
http://www.tamagawa.ac.jp/engineering/ed/
日本大学生物資源科学部くらしの生物学科
http://www.nihon-u.ac.jp/admission_info/news/2014/04/861/
<入試方式新設>
上智大学 アカデミック英語能力判定試験(TEAP)利用型入試
成城大学S方式(全学部統一) *国語は現代文のみ