2009/10/10 土

2010年度私大入試変更点について

近年複雑化している大学入試制度。2010年度の主な私大入試変更点やその傾向を首都圏を中心に簡単ですがご紹介します。

・慶応/経済&成蹊/経済・・・地理選択の不可
・上智・・・一部を除くほぼすべての学部・学科で2次試験を廃止
・青学・・・全学部入試の導入
・聖マリアンヌ医科大・・・数学指定範囲の変更(数ⅢBC→数ⅠAⅡBⅢC)

その他学部・学科ごとに、センター試験利用を新規導入したり科目数枠を追加導入したり(立教・青学等に多く見られる)といったところが目立った点だと思います。

各大学とも2-3年前までの“間口拡大路線”から、“制度のむだ削減”や“合格者の絞り込み”などへシフトしていく、その過程・結果としての入試制度変更だと考えられます。大学側は、数年前からの入試制度改革で合格・入学した生徒たちの成績などもそろそろ把握できているでしょうし、経営的側面、教育的側面、そして社会情勢も踏まえながら、独自の判断で制度変更をしている様子がうかがえます。そういった点からも、今回は触れていませんが、特にAO入試や推薦入試の制度について今後さらに変更傾向が続くかもしれません。

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