2011/05/13 金

自己添削のすすめ

国語の記述問題を始め、教科を問わず記述・論述問題の精度をいかに上げていくか。そのために添削指導を利用するという方法があります。

ただすべてを他人(先生など)に任せるだけではなく、“自己添削”をしていくことも必要でしょう。

ここでは全教科に共通して言えることを記しておきます。

A)必要な要素が含まれているかどうか

国語や社会・理科の論述では、解答に盛り込むべき要素というものが存在します。通常の採点基準では最も配点が高い部分です。

B)文同士の繋がりや順番が適切か

接続語の使い方が適切かどうか、そして因果関係や時系列に沿った順番に並んでいるかどうか。

C)文頭と文末が呼応しているか

たとえば、「なぜなら・・・だからである。」というように文の始まりと終わりが一貫したものになっているか。
そして主述関係が適切かどうか。*反例「その条約は・・・に結んだ。」

その他、語彙レベルで適切な表現になっているかどうかも辞書の用例などで確認しておくとよいでしょう。

尚、小論文や要約のように字数が多い場合は、もう少しマクロな視点(たとえば文章構成など)が加わります。

いずれにしても、書き放しにせず、一旦自分の書いた文を吟味するタイミングを設けてみるとだいぶ変わってくると思います。

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