東洋大学学校推薦入試基礎学力テスト型(併願可)
2025年度から東洋大学の全学部で学校推薦入試基礎学力テスト型が実施されます。このポイントは早期入試&学校推薦型なのに併願可ということ。
試験日:12月1日(日)
合格発表:12月10日(火)
1次手続き:12月17日(火)
出願資格として学校長の推薦が必要ではありますが評定平均などの成績に関するものはありません(浪人生も出願可)。ちなみに英語外部検定については英語の得点換算に利用可能です。
試験科目は英語(必須)で国語(漢文除く)と数学(数Ⅲと複素数平面・曲線を除く)のいずれか片方の計2科目。*学部学科によっては国語か数学を指定
さらにだいたいの学部学科において以下の3パターンの入試方式が用意されています。
A:2教科均等配点型 *100点(偏差値換算点)×2科
B:2教科最高得点重視型 *2科のうち偏差値換算点の最も高い科目を2倍にする
C:2教科英語重視型 *外国語(英語)の偏差値換算点を2倍する
これらから事前に選んで出願します(複数方式の併願可)。
またもう一つの特徴としては英語外部試験を英語の得点換算として利用できる点。英語の試験を受けた場合は、高得点の方が採用されます。
英検とGTEC、TEAP4技能、IELTSが利用可能で、英検の場合だと
2,304点(準1級合格)=100点
2,150点 =90点
1,980点 =80点
以上のように「みなし得点」が規定されています。
ちなみに出願期間が11/1~11/8なので、それまでに英検を取得しておく必要があります。
たとえばGMARCH辺りを第一志望にしている受験生にとっては早めに「すべり止め」をとっておくことができるというメリットがあります。もちろん入学手続きが必要、つまり入学金の支払いが必要となりますが、2月の受験スケジュールが少し楽になったり少しでもプレッシャーから解放されるという面はあるでしょう。
早期入試といえば、神奈川大学の給費制入試が有名で、今年は12月22日に実施されます。ちなみに神奈川大の合格発表は1月12日なので東洋大の方が日程が早い分精神的メリットは大きいかもしれません。ただし難易度としては神奈川大より東洋大が高くなりそうです。