2020/10/05 月
東工大2021入試変更点概要
東京工業大学(東工大)の入試変更点(2021年度~)について。
数年前から前期日程の2段階選抜=足切りラインを一律センター試験950点満点中600点としてきました。
しかし2021年度以降は、全学院の志願者計が募集人員計の4倍を超えた場合、大学入学共通テストの5教科7科目の合計得点により第1段階選抜を行います。尚、共通テスト英語の配点比率はR:L=100:100(点)です。
尚、前期2次試験の配点は従来通りで
数学300点+理科2科目(物理・化学各150点)+英語150点=計750点
従来通り一次試験(共通テスト)の得点は含みません。
また学院志望制(全学部共通で第3志望までの申請)も変更なし。
コロナ感染症を念頭においた追試験日程は3月22日(月)と23日(火)に実施予定。
後期日程(生命理工学院)は廃止。
理学院のAO入試廃止となり、「学校推薦型」(理学院)「総合型選抜」(その他の5学院)として実施されます。尚、後者は大学入試共通テストを2段階選抜として利用し、2次試験(2月11日)で学院独自に個別学力検査(総合問題)を実施します。また現役・既卒生出願可 *理学院の学校推薦型も共通テスト必須。
東工大志望者は、学部や状況によりますが、前期日程に加えて、総合型選抜の利用も視野に入れておくとよいでしょう。それを含めて、昨年度までよりは共通テスト対策に力を入れておいた方がよさそうです。
大学受験コーチングノートの最新記事