東工大の女子枠導入まとめ(令和6・7年度)
東工大は令和6年度(2024年度)および7年度(2025年度)の入学選抜で「総合型選抜」と「学校推薦型選抜」のうち「女子枠」を導入します。
それらをここでまとめておきます。まず学院別の定員について。
<総合型選抜> 令和6 令和7
理学院 ― 15人
工学院 ― 70人
物質理工学院 20人 ―
情報理工学院 14人 ―
環境・社会理工学院 3人×3学系 ―
小計 43人 85人
<学校推薦型選抜>
生命理工学院 15人 ―
合計 58人 85人 総計143人 *その分一般枠や一般選抜が減る
東工大は2年後に東京科学大(東京医科歯科大との合併統合)となるため、2年をかけて上記の定員を女子枠として設けるとしています。
1-1,総合型選抜の概要
出願時期:12月
→第1段階選抜【共通テスト7科目+調査書等の出願書類】*令和7年度は「情報Ⅰ」も追加
→第2段階選抜【総合問題と共通テストの得点および調査書等の提出書類を総合的に評価】
*提出書類には「活動実績報告書」が必須。
1-2,学院別総合問題の内容
理学院(令和7) 面接+筆記(数Ⅲまでの基礎学力テスト、物理・化学の共通テスト得点)
工学院(令和7) 面接のみ(筆記試験なし) *面接に物理や数学の内容を含む
物質理工学院(令和6) 面接のみ(筆記試験なし)
情報理工学院(令和6) 面接のみ(筆記試験なし)
環境・社会理工学院(令和6)
A建築学系 造形課題(数Ⅲ程度の理解を含む造形・スケッチ・説明文)
B土木・環境工学系 面接(筆記を含む)
C融合理工学系 面接
2-1,学校推薦型選抜の概要
実施学院:生命理工学院(令和6年度)
出願時期:12月
*推薦要件:数学(数Ⅲまで)と理科2科目以上の履修
*出願書類:推薦書、調査書、志望理由書および学修計画書(キャリアプラン含む)
*ひとつの学校から2人まで出願可
選考方法:個別学力検査を免除し、共通テスト7科目の成績と上記出願書類の内容を総合的に評価。