2022/02/18 金

東大&東工大2022前期日程足切り情報

2022年度東大入試前期の足切りについてまとめておきます。

科類&足切り基準 出願倍率 足切り合格最低点 合格者平均点
文科一類 約3倍 3.2 520(57.7%) 675.62
文科二類 約3倍 3.1 435(48.3%) 692.31
文科三類 約3倍 3.2 595(66.1%) 697.77
理科一類 約2.5倍 2.7 630(70.0%) 730.01
理科二類 約3.5倍 4.2 646(71.7%) 700.02
理科三類 約3.5倍 4.3 529(58.7%) 659.06

*合格者平均点=第一段階選抜合格者の1次試験(共通テスト)平均点(900点満点)

ちなみに2021年度は以下の通りでした。

科類 出願倍率 足切り合格最低点
文科一類 3.2 562(62.4%)
文科二類 2.9  ―
文科三類 3.1 600(66.6%)
理科一類 2.7 699(77.6%)
理科二類 3.7 629(69.8%)
理科三類 4.0 534(59.3%)

合格最低点が上がったのが理科二類。これは共通テストの難化、特に理系科目の難化により理科一類や三類から流れてきたことによるものでしょう(逆に理科三類へ流れた足切り回避層もいると考えられるため理科三類の合格者平均点は低め)。理科一類は全体の平均点通り最低点も下がりました。ただし、結果的に理科一類と二類のラインはさほど変わらなくなったとも言えます。

一方文系は、前年度足切りがなかった文科二類で足切り実施。ただし、文科一類とともに足切り最低点はかなり低いものでした。文科三類は昨年度並みの最低点ではありますが、相対的には上がったと言えるかもしれません。

東大は事前のリサーチ予想から実際の出願に際して大幅な変動があるので要注意です。

 

東工大も今回4.1倍と倍率による足切り実施ライン(4.0倍)を初めて超えたため足切りが実施されましたが、足切りラインは得点率5-6割だったと思われます。

<追記>

その後の情報として東工大の足切りラインは5割前後(おそらく5割弱)だった模様です。

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