2020/10/23 金
東京大学2021入試変更点概要
東京大学の2021年度入試に関して目立つ変更点としては、一次試験いわゆる新共通テストの英語の得点にリスニングを加えるということくらいです。これまではセンター試験の英語は、筆記の200点分のみを採用していましたが、今回からは、
リーディング100点満点 → 140点満点に換算
リスニング100点満点 → 60点満点に換算
これらをあわせて200点満点とします。
もともと東大の前期日程では、センター試験900点満点を110点満点に換算して2次試験の440点に合算する方法をとっていますが、110点のうち実質7.3点分リスニングの配点が加えられるということになります。そもそも東大の場合、2次試験の英語にリスニングがあるためセンター試験でのリスニングを不要としていたところがありますが、若干ではありますが、英語におけるリスニングの比率が増えることになります。
それ以外に大きな変更点はありません。*2次試験の追試については11月中旬頃に発表予定
あらためて科目別の配点を記しておきます。
共通テスト 110点 ←900点満点を圧縮
2次試験 440点
文系:英語120(120分)、国語120(150分)、数学80(100分)、地歴60×2科目(150分)
理系:英語120(120分)、国語80(100分)、数学120(150分)、理科60×2科目(150分)
*( )内は試験時間
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