大学受験コーチングノート

2012/08/16 木

学力と集中力の相関性

以前にも集中力に関する記事をいくつか書いていますが、

覚える効果を上げるために<2010.10.23>


部活と勉強の両立<2010.07.17>

覚え方マニュアル-後半-<2009.07.2>

先日、もともと教育者でもある父親と教育論議をしていたところ、「学力は集中力による部分が大きい」という共通見解に至りました。

これ自体よく言われる話なのでしょうが、「集中力を鍛えるためにどうしたらよいのか」というところに話が及んで思ったことは、

好きなことに打ち込んだ経験

それが集中力の醸成に大きく関わっているということ。

幼児のころから遊びや習い事、スポーツ、勉強、何でもよいのですが、それらにのめり込んだり、決められた時間を集中してやれたりした経験が学力にも比例するのではないかと感じます。

また青年期・成人以降でも、同様に何かに取り組む経験があれば、他のことに対しても集中力を発揮できるような気がします。*父いわく「文武両道」がその好例だそうです。

そこで保護者の方に対してお伝えしたいのは、子供に好きなものが見つかればそれに取り組ませる時間や環境を保証してあげること、あるいは好きなものが見つかるように色々なことを体験させてあげること、それらが将来的にも重要になってくるということです。もちろん、親が与えるという意味だけでなく自分で探してくるという意味を含みます。

ちなみに私自身は幼少期、書道と剣道を習わせてもらいました。今思うと、武道は集中力を鍛えるためによかったような気がします。

いずれにしても、成長過程で好きなものに打ち込むということ、そして集中して目的を達成しようとすることが色んな意味で重要なのだろうと思います。

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