2013/05/20 月
基礎学力の測り方
受験生も高1・高2生も5月から模擬試験がスタートしますが、受験の学力=(A)知識の定着+(B)基礎学力 と考えると、テストにはAとBのそれぞれを測るという意味があります。
A「知識」については知っているか知らないかなので、評価がわかり易いですし、本人も納得しやすいですが、B「基礎学力」を測る、ということ自体がわかりにくいことだと思います。
ここで基礎学力の中身自体にはあまりここでふれませんが、基礎学力を測るために有効な模擬試験として
1.記述式のテスト
2.センター型テスト
この二つが考えられます。
記述式のテストでは、知識の有無だけではなく、「本当にわかっているかどうか」や「文章表現力」が透視されます。その面で基礎学力の判定に有効。
一方、センター型テストは、大学入試において最も標準的かつ普及したテスト形式なので、現状の成績に対して絶対評価がし易いですし、また、特に英数国に関しては限られた時間内での処理能力が反映され易く、処理能力が基礎学力に含まれるとすれば、すなはち基礎学力を測る手段とも言えます。
センター試験自体が関係ない受験生、あるいは高1・高2生でもセンター模試を受けておく理由はそこにあります。
記述式の模試を含めて、タイミングと種類を考えながらコンスタントに模試を受けておくこと、そして早めに模試を受けておくことが重要です。
参考記事:基礎学力の鍛え方
大学受験コーチングノートの最新記事