2022/05/19 木

共通テストを勝ち抜くために

2022年度の大学入学共通テスト(施行2年目)は特に数学が難化し、全体的にも難化傾向が見られました。従来のセンター試験から問題が難化したり複雑化したりすると言われ、実際にその影響が大きく出た2回目の共通テストということになります。

今回もそうですがこれからも、難関大を志望していたのに一次試験で足をすくわれたり、あるいは一次試験のハードルが上がって観念しそうだったりということが多く考えられます。そこでここでは共通テストをクリアーするためにどうのような対策をしたり心構えでいればいいかを考えてみます。

1,スピードUP&出題意図の把握

単純ではありますが、問題文が長くなると読むスピードを上げる必要があります。それと同時に要点や出題意図をすばやく把握する能力や技術も必要です。それらが元々得意な場合はよいですが、そうでない場合は早い段階から意識して取り組むことが肝要です。少なくとも問題文中に線やマークをつけるようにすべきでしょう。

2,基礎固めを早めに終わらせる

センター試験よりも共通テストへの対策は時間を要します。そう考えると各科目ともに基礎固めを早めに終わらせて、過去問・予想問題演習など実戦練習に早く取り掛かるほうが望ましいです。特に現役生はそれを意識して学習計画を立てたいところ。また特に主要教科については模試の前にタイムトレーニング(時間を測って解く練習)をしたり、模試後に解き直しをすることで慣れておくことも重要です。

3,ミスに気づく直感力を養う

これはセンター試験から引き続きということになりますが、共通テストでは大きなミスをしないこと、これが最も重要な目標(=ノルマ)だと思います。そのためにはミスを回避する方法(=リスクヘッジ/たとえば時間配分)やミスに気づく直感力(&ひっかけに気づく直感力)が重要です。問題の読み違いや計算ミス、うっかりミスやマークミスなどそれらを想定しながら問題演習をする。「本当だったらできた!」みたいな自己弁護は不要で、ミスを含めたスコアを受け止めながら取り組むべきです。それらミスを減らすための具体策を考え実践すること、そして本番で自己最高点を目指すといった夢を期待しない普段からの取り組む姿勢も必要ではないかと思います。

 

ちなみに浪人生は得点開示と自己採点に乖離がないかぜひ確認してください。そこから気づくことも割と少なくないと思います。

 

またちょうど全統共通テスト模試や駿台共通テスト模試の第1回が終わったばかりです。ここから少しずつ成績が上がるよう目標を立てながらマイルストーンを越えていきましょう!

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