2010/03/25 木
リソースという考え方
リソース(=資源 resource)という言葉があります。ビジネス用語でもあるのですが、特に目標達成や何かの実現のために使える(あるいは必要な)設備や人材、資金等を指します。
たとえば、受験やテストにおいても、自分の目標到達のために使える(あるいは必要な)教材や環境、人的ネットワーク(例:質問できる友人や先生等)などがこれにあたると考えます。
すべてを自力で賄うという発想ではなく、「使えるものを有効利用する」という発想、そして「何が使えるのか・使えないのか」をしっかり判断することで、効率を上げることができるわけです。気分的にも楽になるでしょう。
そもそもリソースというものは、普段気付かなくても身の回りに潜在しているものです。たとえば、「自分は早起きが苦手だから、もう一つ目覚まし時計を買わなくては」と考えるとき、実は2個目・3個目の“目覚まし”より、身近で有効なのは親のモーニングコール?だったりもします(頼みづらいかもしれませんが)。
塾でも「もともと生徒が持っている教材を使うか、あるいはあらたに用意するか」など考える機会はありますが、手持ちで十分使えて、指導上に支障がないのであれば、そちらを優先させることもあります。
皆さんにとっての“リソース”はどこに、どれくらいあるでしょうか。あらためて探したり、書きだしたりしてみてください。
やれることがみつかるはずです。
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