大学受験コーチングノート

2010/12/14 火

センター数学の受け方

少々大胆な言い方をすると、センターは“100点”をとることが目的ではなく、“できるだけいい点数”をとることが目的です。そのことが心構えとして案外大切なことです。

以下、センター試験本番を念頭に置いたアドバイス。

1、大問別にある程度時間を決めて解く。また、一つの問題に固執し過ぎない。行き詰まったら次の問題に移る。

2、見直しの時間を最後に予定しておく(5分程度)。マークシートとのチェック(照合)は必須。また、最後に解答の見直しができるように余白欄に途中経過を記入(自分で判別可能な程度に)。

3、解答用空欄や誘導(先の問題を含む)から情報を引き出す。
例)数字の桁数から答えを推測して書き出してみる。本番では、論理的に詰められなくてもその答えが正しければOK。算数的思考でも可。

4、数字が合わなくて行き詰った場合、あるいは見直しの時間に余裕がある場合は、少しさかのぼって解き直してみる。ただ見返すだけだと“思い込み”が邪魔して、実質的な見直しにならないこともある。また大問途中のひと段落したところで、軽く見直しをしておくとリスクが少なくて済む。

5、とにかく埋めること(1点でも多くとる)! ただし、正答とは基本的に“かたちのいい数字”で埋まるもの、ということを意識しておく。

6、基本的な公式は必ず事前に確認しておく。

7、センター試験本番は時間とミスとの戦い。
→できるだけ本番を意識した練習が功を奏す。タイムトレーニングが必須。

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